今回の動画は、この林道開拓のいわば道筋を決めるようなとても大事な計画の中心的な位置を占めています。
柔道でいうところの中堅、ピッチャーでいうところの中継ぎ投手、とんかつの衣でいうとつなぎの卵のような感じです。
要するに、次の段階に行くのにとても大事な部分というわけです。
ただ、計画として方向性が決定したとしても、そこはやはりマウンテンなので予定の変更がちょいちょいあるのですが、基本的には今回の動画の内容通りに工事は進み、結果はとっても良い感じになってしまうのでした。
あともう何作でファイナルを迎えるかちょっと分からんのですが、是非最後まで見届けて下さい。
あのぬかるんだところの様子
前回、非常に困難を極めた井戸予定地の少し下あたりですが、実はあそこ一帯が地下に水が豊富に溜まっているんじゃないかと予想され、あまり手をつけない方が無難だろうということになっています。
そりゃ、あれだけ水分が滲み出てきて重機がスタックするようでは、いくら重量があると言っても余程の水分が蓄えられていないとああはならんでしょう(笑)
とにかく、少し日にちを置いたので歩けるほどには固まっていましたが、やっぱりまだ真ん中を歩く勇気はなかったです。
今のところ大丈夫。
次はその上から砕石を積んでいくのでまぁ大丈夫だと思います。
かなり入れることになります。
道を造る準備の杭なんているの?
今回、林道脇に杭を打って行っていますが、これ何のため?と思うことでしょう。
詳しくは動画を観てもらえると分かると思いますが、実は小川を造ることにしていて、井戸から水が流れていく水路の際まで砕石を積んでいくための指標として高さを決めるための杭です。
そこに水糸を引いてレベルを決めてそれに沿って砕石を入れていき、その杭の所に土留めをする。
これで小川に砕石や土が落ちることはないということです。
そもそもこの端っこにはたくさんの間伐材が埋設してあって、そこに水が流れて行っていたような感じでした。
ちょうど谷筋になっているのでそうなるのは仕方ないですが、埋設することで地中に隙間ができて水が流れやすくなっていたわけです。
通常、竹林があればその竹の節を抜き、束にして縛ったものを地中に埋めて地下水路を造ったりします。
これが簡単でお金のかからない水対策になるのですが、幸か不幸か、うちの山には竹が無かったので、地中には間伐したヒノキが埋められていたわけです。
今回、それを一旦掘り起こし、そこにジャバラパイプを埋めてから埋め戻しをする形になるので、仕方なく埋設することになると思います。
なんだかんだ言って、ゴミを捨てるにもたくさんのお金がかかるので、取り急ぎ仕方ないでしょう。
木の根っこを切っちゃうよ
林道は真っ直ぐでもなく、使用者にとって使いやすい形状とは限らないので、ちょいちょい邪魔な木が生えていることがあります。
今回の工事でも実はちょっと邪魔な木があって、それさえなければすごく使いやすく広々した場所にできる所があるのでカットして抜根する事になります。
ただ、切って抜根までできる状態なら良いのですが、そこまでせずとも邪魔な根っこだけをカットすれば済む場合はそれでOKなので、大変な抜根作業はしなくても済む事になります。
そこで気になるのが、太い根っこを切っても大丈夫なんか?
切った後に弱って死んで腐らないかという心配です。
でも大丈夫!木の枝の分だけ、実は地中に根っこが張り巡らされているので、1本根っこをカットしても朽ちることはないということです。
詳しくは動画で!
実は小川を作ります
さっきも書いたように、林道沿いに小川を作る予定にしています。
ただ、埋設物があるので、それを廃棄するにはお金もかかるので、今回それを廃棄できるなら小川は可能ですが、それを断念するには、その埋設されていた大量の腐材を再度埋め戻す必要があるんです。
そこで計画的には小川が流れる感じにしたい所ですが、2パターンを考えていて、1つはその小川。
2つ目はジャバラパイプを入れて水の流れは地中で確保しながら埋め戻してしまって道を広げてしまうというパターン。
現状では、小川チャレンジを行いたいですが、どうも雲行きが怪しくなってきているのです。
さてどうなっていくでしょうね?
現在の林道の変わり様にびっくりすると思います。(たぶん)
デッキでバーベキュー
あの谷になっている所ですが、あそこがあって本当に良かったと思っているんですね。
あそこがある事で、削った場所の土を捨てる事にもならず、開拓が進められるのです。
これこそラッキーと言わざるを得ないと思います。
そこにちょうど管理棟の掘削した真砂土を入れていく事で少し高さを持たせることができ、その上に計画していたバーベキュー施設を設置することができる様になります。
まぁ、もちろんこれまでの経緯を考えるとそう簡単にできるとは思っていないですが、とりあえずこんな感じでウッドデッキを敷いてバーベキューができるようになれば良いなと考えています。
その隣には「交通安全神社」を設置。
キャンプ場から降りて行ってお参りしてもらうことができるようになります。
バックは山なので雰囲気抜群です。
以前のプランでは反対側の第2キャンプサイト近くに設置を考えていましたが、諸事情によりこちらへ移転計画となりました。
ただ、ご覧の通り神社の設置はまだまだ先になりそうです…
管理棟の仕上がりを考える
管理棟の仕上がりについては動画で見てもらえると把握できると思いますが、現状はすでに掘削済みなので雰囲気的にはその通りの感じで進めています。
ただ、このエリアだけでも難問が出てくるのでなかなか簡単には進みませんよね。
山は偉大なり!
で、直近の状態を書くと、現在この管理棟エリアを2mほど掘ってみたら水が湧き出てきたため、ここに井戸を作れる事になっています。
ということは、今のところ2カ所から水を得ることができる訳です。
ということで、画像にあるように上の水源から引いてくる水はジャバラによって予備タンクに溜める事にしておいて、そこからの水は神社の参拝者が手を清める手水舎(ちょうずや)の見ずに使ってもらえるので一石二鳥。
その水も下の沢に流れていきます。
この上からの水も非常に綺麗な水なので本当に山中に水源があることはラッキーだと思います。
何はともあれ、一応管理棟には独立した水源の確保はできそうで、予備として谷にもタンクを設置しようと思っています。
あと、一番の問題はこの上水ではなく下水の「浄化槽」問題です。
これがかなりお金のかかる工事になるのでどうなることか悩みは尽きません。
やっぱり道は大事なんですよ
やっぱり道は大事なんですよね。
今回の林道工事でかなりのお金がかかりました。
道路工事と言っても、実際やってみなければ分からないことが起こってしまうので、どこまで綺麗に、また低予算でできるか素人には分からないですよね。
うちの山も、当初はぬかるみで困難な出来事に遭遇したので進み具合が遅くなりました。
あんなところ、普通に道だったのに重機を入れたら水が滲み出てきてドロドロになるなんて予想外どころか考えもしなかったことです。
逆いうと、水が豊富だということが分かったので1つは「ぬかるみ」で不安、1つは「水資源豊富」で安心という、一長一短のある山だと言うことです。
まずいずれにしても道がないと奥へは入っていけないし、作業が進まないのでしっかり林道整備と舗装をやっていきたいと思います。
なんせ、バイクで走らせないとダメですからね、オンロードバイクを山で。
カブトムシリベンジ
まぁ、過去のカブトムシ採りでは1匹も捕獲できませんでしたが、今回作業終了して再度チャレンジとなりました。
山なんだからカブトムシザックザク取れないと嫌なので、今回改めてクヌギの木をめがけて捕獲に行きました。
実は結構向こうの第2キャンプサイト側にはクヌギの木が意外と多かったんですよね。
もうこれは期待大賭して言えないです。
さて再チャレンジの結果はいかに!
詳しくは動画で(*´∀`*)