はいどーもいちにいです〜
寒いんか寒く無いんかよく分からんこの11月ですが、皆さんインフルエンザとかにかかっていないですか?
最近、コロナの大葉っぱ…いや第8波っちゅうどこまでカウントしていくんやというぐらい増え続けていますが、一体どうなってるんでしょうかね。
ま、そんなのかかる気がしない今日この頃です。
今回、とっても遅くなりましたが、山のプロシリーズ第9弾の「土地家屋調査士」の方に例の沢の境界をはっきりしてもらうべく測量を依頼した動画となっています。
もうね、これ8月の撮影分ですよ?8月。
どんだけ編集するの遅いのよとお叱りを受けそうですが、やること多くてなかなかできなかったんですっっ!
もっと言うと、マイク付けて無いから声が拾いにくくて、テロップ入れないと聞こえにくいのでせっせとテロップ入れてたらもう面倒臭いのなんのって、こんなのやってられんわい!と泣きながら編集していたことを思い出します。(嘘)
それは冗談ですけど、テロップが大変で遅くなったのは事実です。
なので、今回なんてもう「ええいっ!テロップなんてなしじゃぁぁ!」と言う半ギレで作ったので早くできました。
仕事もせにゃならん、開拓もせにゃならん、動画もせにゃならんとあれこれありますんで、まぁ大目にみてくださいね。
と言うことで、この記事では関係ないですがクラファンまるでダメ男の結果になりそうです。
でも、支援して下さった方々に心から感謝致したいと思います。
ありがとうございました。
杭がなんでこんなとこにあるんやと
まぁ、びっくりしたのが杭の打ってる場所ね。
そんなところに打ってしまうと後で揉めるでしょうに…と言うところに打ってある。
林道が曲がっているのに、その真ん中を通るように真っ直ぐに境界線があるってどうなのよ。
道なりにできないとしても、その道の真ん中もしくは道に沿って線引きしましょうよ。
これじゃぁ、どうやってフェンスを設置すればいいんですかね。
自分の敷地と隣地を隔てるには山を削って道を作らねばいけない、そう言うことになりますわな。
あぁ面倒臭いわ〜
で、もう1つも道を横断する形で境界線があったのよ。
だからこれじゃ揉めるでしょうにと。
このエリアの境界の決め方としてあるのが「タニザイメン」と言うラーメン、いやいやラーメンじゃなくて境界を決める線の引き方ですな。
このタニザイメンがあることで、この沢のエリアの境界がとてもややこしくなっているわけです。
でも、このタニザイメンの境界は田舎の山林ではよくあることらしい。
今まではどちらの敷地も山林で、ほとんど放置されている状態だったのでそんな境界があーだこーだ無かったと思うし、集落の人同士なので適当な感じになっていたと思う。
おまけに、もう何十年もの間所有していたわけだから尚更。
そこによそ者であるこのおっさんが購入してキャンプ場を作るとなったもんだから、隣地との境界をはっきりしておかないと、もし知らずに工事して入り込んだり、お客さんが間違って入ったりして何らかの問題になってしまうことを避ける必要が出てくる。
出来るだけ地元の方々とは仲良くやっていきたいので、よそから来てあちこちにゴミが増えたとか、勝手に隣地の山に登ってる人がいるとか、そんなのがあると非常に困る。
そんな訳で、隣地を借りる交渉をしたのです。
境界線がはっきりしたら絶望的な結果になった
土地家屋調査士の方は、この地域の出身だったのでかなりスムーズに事が運んだのはとても良かったです。
しかも、親切で話していても面白い方でした。
調査が終わって測量を行い、その後現地で境界について説明を受けたのですが、これがもう絶望的な結果になったのです。
要するに、沢の敷地はほとんどが隣地の地権者の土地だったと言う事。
結局、不動産屋の説明とは大きく違ったわけです。
まぁ由々しき事態ですわな。
状態からすると、何と言うか沢の入り口、要するに水の出てくるところはうちの敷地になっているのですが、これは非常に良い事です。
そこから途中までは水場の真ん中あたりを通っていき、20mほど行くと隣の敷地になってそのままずーっと隣地というわけです。
うちの敷地はそのエリアの幅が1〜1.5m程度あるかという感じ。
でも、何とか道は作れそうなので、フェンスで仕切れば大丈夫だろうという状態。
でも、一度借りる方向で交渉をしてみようと、茶菓子を持って地権者の元へ。
結果、快く貸してくれる事になったのですが、契約書が無いのでそっちで用意してくれと言われ、通常では考えられないパターンになったのですが、ええんかなと引っ掛かりながらも一応雛形から作る事になったわけです。
賃料も非常に安く設定してもらえたので、とてもありがたく思っていました。
貸す条件としては、自治会の役員会議へ挨拶がてら行って、何をするのかを説明して協議してくる事でした。
もちろんその地域のお世話になるので挨拶ぐらいは当然しておく方がいいと思い、忘れもしない10/1の晩に奈良まで山2つ越えて行ったのでした。
まぁ、ここでの話は割愛しますが、ちょっと大変かなぁ…という印象。
それから契約書ができたので、早く終わらせて工事に入りたいと思い、それを送って返事待ち。
しばらくするとメールが返って来て、あれを入れろこれはこう変えてくれなど、色々と要望が出てきたわけです。
そりゃそうでしょ(笑)
そもそも、借主が作る契約書なんだから、貸主からすると追加してほしい事たくさんあるはずです。
そこはまぁそこは仕方ないので互いに擦り合わせていけばいい事だと思うけど工事まであまり時間がない。
実はそれを読む前に書かれていた条件が途轍もない破壊力を持っていたので、ちょっとこれはまずいんじゃないかなぁ?と感じ、せっかくの話でしたがお断りする事にしたのです。
それにより、やはり境界線に沿ってフェンスを立てていく必要が出てきてしまったわけです。
フェンス立てていくのも掘って基礎をやったりして結構大変なんですが仕方がない。
「何があったか知らないけど、そんなの契約しちまえば良かったんじゃない?」という意見は多分あると思います。
それも考え方の1つだと思うけど、やっぱり事が大きくなりそうな予感がしたので辞退したのです。
その条件とは「自治会との協定書を締結してからじゃないと契約できない」というものだったのです。
どういうことかというと、自治会の役員会から協力金を払ってくれとか色々と要求があったことだけじゃないと思うけど(協定書を作っているかどうかも知らないし見たこともないし自治会から連絡もない)、それだけでも結構きつい内容だったのに、例えばこちら側にとても不利な内容や不利益を被る可能性のあること、または期限をつけられて実質キャンプ場の運営に支障が出そうな内容が協定書に書かれていたとしてもそれにサインしなければ、隣地の契約ができないということです。
そんなアホな話ある?(笑)
さぁ契約しましょうかというところに来て、あとから条件出してくるのってどうなんでしょうか?
そんな契約するの怖いですよね?
もしよ、もし仮に協定書を締結しましたと、それで、では契約にとなる時に、またあれとこれも約束してもらわないと契約できないと言われる可能性を否定できないです。
だって、あとから条件つけてきて飲まないと契約しないっていう訳だから、可能性としてまたそんなこと言ってくるかもしれないし、不利な協定書にサインして、そのあとから条件を出してまた約束させられて、もしかするともう一回なんか要求が出てきても…とあれこれその目的である契約をぶら下げられた状態で雁字搦めに縛られたとなれば本末転倒どころか、もう何もできないような恐ろしい結果になってしまう可能性だってあるかもしれない。
ヘタしたら、いろんな約束させられるだけして、協定書の締結もして、結果そこの契約できないとなると、もう訳分からんですよね。
普通は、普通とは何か?は置いといて、例えば大阪で仕事上何か契約しましょうとなった時に、後出しでこれもあれもまずサインしてくれないと契約できないとか言うのは信用問題になるので、そんなところとは契約どころか不信感で前に進めないでしょう。
だから一般的な感覚として、後だしジャンケンはダメですよと言いたいのです。
その後、山丸ごと借りたいとは聞いていないとか、借りる意思を確認していないとか言ってきたので、これってなんだろうと。
じゃぁ、私はなんで契約書ないから作ってと言われ、契約書を作ってたんですか?!って問うたよ(笑)
返事なかったけど。
もう、本当に驚きました。
こっちがおかしいのかな?
フェンスを立てるから倒木は撤去して欲しいのです
倒木はそれなりの雰囲気があるので残っててもいいのですが、借りないとなった場合はフェンスを立てていかないといけないので撤去のお願いを伝えてました。
面倒なことは分かるのですが、4/5ほどうちの敷地に入って倒れ込んでいて、ユンボが通れないので仕方がない。
そっちで処分してと言われたのですが、それはやっぱり手間も人も使うのでどうかと思うけど、その前に安請け合いして誰かが怪我でもしたら大変だし、カットの仕方がうまくできず移動させることも出来ないとなったら困るとと、だからやっぱり所有者の責任でやってもらうのが一番だと言う結論になるんですよね。
逆に契約する場合は、フェンス付けなくても良くなるのでユンボが通れるところだけでもカットしておけばOKだった訳です。
自分の敷地を賃貸するのに、そこの自治体の協定書締結が必要だと言うのは、あとから「なんであんな奴に貸したんや!」と言われたくないからだそうです。
この地域の人々には当たり前のことなのかもしれませんが、一般的な感覚からすると理解が難しいしちょっと躊躇するのは仕方がないと思います。
と、言うのも、昔からこの地域では産廃業者が資材置き場だと言って山を買い、気が付けば産廃の廃棄場所になっていたとか、ソーラーパネルを敷き詰めていたとか、当初の話が途中で変更されて地域にとって好ましくないものが増えたことでかなり神経を尖らせているような話も聞きますので、これも地域の1つの防御策なんだろうと思ういます。
うちはただのキャンプ場なんですけどね。
身元も明らかにしているし、企画書から何から渡しているんですよ。
自分で購入した自分の山だからといって、自分の好きにさせてもらえないと言うのはなんか腑に落ちないですが、それがここの感覚なら、ある意味受け入れなければいけない部分があるとすれば仕方がないのかな。
撤去の当日!
倒木の撤去について日程の連絡をもらい、立ち合いに現地へ行きました。
私「おはようございます!」
2人「…」
と、こんな感じで作業がスタート。
やっぱり常日頃から間伐したり山の仕事には慣れているようで手際もよく、地元の人が一人手伝いでやってきて2人で作業してくれました。
1時間もかからないぐらいで完了。
隣地の敷地に置いたあと、ついでに間伐もやるからと言うので、こちらからお礼を伝えたあと2人で沢の奥の方へ移動して行きました。
その後、フェンスの立てる位置を確認しに沢の方へ行って見たらこんな感じ。
なんかもうねぇ…
まぁいいですよ、ご自分の敷地だからね。
私は、ここの沢を綺麗に整備してホタルを放流し、お客さんに楽しんでもらいたい、また借りた敷地を掃除して保全にも役立てると思っていただけなんですがね。
おしまい