井戸掘り道具を手作りした結果(SEASON1 #2)

井戸掘り道具スイコの製作
目次

井戸掘り道具を作る

スイコの製作
この部分を作るのが最も大変でしたわ

はい、いちにいですー!

毎日暑いねー。

この前いちにい山に行ってきましたが、灼熱の中、檜の皮むきや草刈りをちょっとやってました。

これうっかりしていると普通に熱中症になってしまうほど気温も半端なく、ほんとに一人で暑い中の山作業するのはチョー危険だと思いました。

フラフラ〜っとなってバッタリ倒れてしまったなら最後、誰にも見つけられずに…

そのまま朝まで寝てしまうか!w

いやほんとやばいです。

そんな訳で、今回はいわゆる「スイコ」という、とってもシンプルだけど、土砂水を全て取り除いてしまう優れものの井戸掘り道具を作りました。

これね、かなり便利でいいと思います。

ただ、手作業でずっと上下運動するので結構筋肉痛になるし、痩せてしまうぐらい疲れます。

ぜひ井戸掘り検討中の方は参考にして下さい。

スイコというサイコーにスゴイ小道具

スイコのジョイント部

スイコ作りに必要な材料は、基本的に塩ビパイプといわれる水道管などに使うものを利用することになります。

塩ビパイプは耐久性もあり値段も安価で非常にコスパが良い素材です。

だいたいはホームセンターで手に入るのですが、取り扱っていないパーツもあったりして、ホムセンハシゴしないと手に入らない事もあります。

そんな時間の無駄をするぐらいなら、ネットでまとめて購入するのも1つの考え方でしょうね。

そんな人のために、一応使ったパーツのリンクを下に掲載しておきます。

スイコ作りの主要パーツ

  • 主管のVU50 1m
  • 持出しニップル – LBS-40Px40T
  • TSソケット – 40×20
  • DV-VUソケット50
  • DV- インクリーザー 50×40
  • VP20 1m
  • TSソケット20
  • TSバルブソケット20
  • TSインサートVS 20
  • エスロン接着剤
  • ゴムシート 2mm厚
  • アルミ板0.5mm厚
  • 超低頭小ネジM4x10
  • ステントラス小ねじ M4x10
  • ステンナイロンナットM4
  • ハードロックナットM6
  • トラスねじM6 50mm
  • ステンレスステーx2
  • L型ステンレスステーx2

概ねこんな感じだと思います。

商品へのリンクはページ下へ貼っています。

作るときに大変だった事

使うなら、この55mmがベストフィットでした!

それは何と言っても、弁(コシタ)部分の製作です。

これ、よくYouTubeの動画でも製作動画があったりして、そこでは排水溝皿を使って作ってらっしゃる方も見受けられますが、実際に作ってみるとかなり重さがあるという事、それにより開閉の時に動作が鈍くなる事、特にスリット(穴)がなくても良いというか、逆にそれが合わせ辛く固定しにくい原因でもあったので、そのスリットの位置の不便さだけでなく、反応の点でもこの部品は適さないと感じ、もっと軽さのあるしっかりした素材という事で、今回アルミ板を採用しました。

アルミ板といっても0.5mmという薄さとゴム板も2mmという事で合計2.7mmで非常に軽快で開閉の反応もよく、これならスイコの上下運動に適していると確信、採用へということになりました。

ちなみに、排水溝皿を使った場合、厚みが1.8mmでゴム板が3mmを使ったから、ほぼ2倍の4.8mmもありました。

重さの原因は、カットしてみて分かりましたが、この排水溝皿って素材が真鍮?に銀メッキしてあるのかな。

そりゃ、水の流れるところに使うからサビの元になる鉄で作ることなんてないだろうから真鍮なんでしょうね。

まぁ、ぜひ作ってみて下さい。

このアルミの良さが分かるから!

ザックザック土砂水が取り出せますよ。

塩ビというコスパ最高でカットで最低な素材

塩ビ管で作れるというのは非常に便利でコスパが良いのでこうした道具には相性抜群だと思います。

エスロン接着剤で接着すれば、溶接のように溶けて同化するのでまず外れることがなく非常に強力で安心ですし、とにかく全てにおいて安いからね。

加工もそこそこし易いし軽量で持ち運びも楽。

加工がし易いということは、穴あけやカットも簡単にできるということです。

ただね、穴あけはまだ良いとして、カットですわ!

カットもパイプカッターできれいにカットできる分にはOKですよ。

でも今回は、そんなスマートに便利な工具でスパッとカットができるようなものではなくて、ギザギザにカットしなければいけなかったりしたため、今回グラインダーを使ってのカットでした。

これが悲惨だったわけです。

たぶん、のこぎりでギコギコ切っていけばそれほどでもなかったかもしれませんが、あのグラインダーってのは摩擦もすごいので、削りカスがものすごく発生し、しかも木屑のようにふわふわパサパサではなく、なんかねっとり感のあるガサガサ系の粉なんですよ。

なんとも喩えにくいしつこい系の削りカスでした。

その削りカスを掃除していて思ったのが、その時ちゃんとマスクしてましたが、マスクは必須!

そしてこの粉が体内に入った時のことを考えるとかなりの恐怖。

まず鼻から入ると自然の物質ではないので溶けて無くなったり消化されるわけでもなく体内にずっと残る物質ですよね。

肺に入るとたぶん肺炎をいつか起こしたり、例えばアスベストで起こる中皮腫みたいな疾患に罹るかもしれませんよね。

だから、動画にもちょっと書いたけど、あの「マイクロプラスティック問題」が目に浮かんだね。

発生の仕方は異なるけど、要は細かいプラスティックの粒子が体内に入って様々な問題を引き起こすというアレです。

魚をはじめ海洋動物に大きな影響を与えているということですが、こうした個人的な工作においてもちょっと注意していかないとダメだなと実感した次第でごわす。

まぁ、ちょっと大袈裟なのかもしれないけど、環境問題に少しは寄与したのかなと思っとります。

そんな堅い話は置いといて、とにかく製作しようと思っている方は、何度か動画を見て雰囲気、そう完璧なスイコじゃないと思うのでどんな感じで作れば良いのかなぁ〜という目で見てその雰囲気を感じてもらえれば幸いです。

もし作るにあたって質問等があれば、コメント欄やTwitterにでも投稿してください!

分かる範囲であればお答えします!

おしまい

スイコに必要なパーツ類

※実際の使用パーツと異なる場合も、もしかするとあるかもしれませんが予めご了承下さい(・∀・)

井戸掘り道具を作ったのだ

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